たいへん長らくお待たせしました。
こま流ノートデコメイキング、完全版です。
前につくったノートの簡単なつくりかたを載せたところ、
かなりのアクセスがあったので 完全版をつくろうとずっと考えていました。
「マスキングテープ」 「ノートデコ」 のワードで来てくださった方もいれば
画像検索でこのブログに来てくださった方もいます。
ありがとうございます!
やっと長文のブログを書く暇がとれたので、この記事を完全版として
ノートデコのメイキングをしたいと思います。
今回は、こんな感じのノートです。
■作り方の順序
① 色紙を貼り合わせてベースをつくる
② マスキングテープやシール、雑誌の切り抜きなどを貼る
③ 数学、英語、家計簿 などの文字を印刷し、貼る
④ カラーコピーしたタグ(しおりのようなもの)に名前を書いて貼る
⑥ カバーフィルムをかける
⑦ ラベルプレートをつける
■つかった道具類
左上から
・30cm定規
・カバーフィルム
・キャンパスノート
・ボーダーパンチ(黄緑色のやつ)
・マスキングテープ
・ペーパーセット
・アルファベット、数字スタンプ
・インクパッド
・ラベルプレート
・スティックのり
・はさみ
・シャーペン
載せ忘れましたが、カッターとカッターマットも使います。
それと ボーダーパンチやラベルプレートはおまけ程度です。なくてもできます。
■デコのベース
① つかう紙を選ぶ
かわいい柄の紙を集めます。
B5サイズ1枚あたり40~100円で、大抵の紙は購入可能です。
今回はマークスの「ペーパーセット」を購入し、シックな柄を使うことにしました。
10種類の柄が各2枚ずつ (計20枚) 入って500円。
お金を出したくない…… という場合は、ネットで好きな柄を探して印刷するとよいです。
(前回は紙を買わず、この方法をとりました)
例えばpixiv。
pixivとは、イラストを介して交流したり評価しあったりするSNSのひとつ。
フリー素材 テクスチャ で検索するだけで、このようなものがたくさん出てきます。
フリー素材 でヒットしたものに関しては、ほぼ
個人利用が許可されています。
ですが素材投稿者による利用規約が設けられているので、確認してから使いましょう。
こんな感じで
気にいったものがあったら印刷して、ちょきちょき切り抜きましょう。
最近は会員登録しなくても絵の閲覧ができるそうなので、良質かつ低コストでつくりたい場合はこちらがお勧めです。
☆ちょっとしたメモ
紙はカットした後、ボーダーパンチで装飾してもかわいいです。
また、ギザギザの刃のはさみを使ってもOK。
今回は使いませんでしたが、使う紙によっては大幅にクオリティがあがります。
②紙をノートの幅に合わせて切る
シャーペンで線を引き、定規をあててカッターで切ります。
③ノートに合わせ、貼る
今回はこの2枚をチョイス。
スティックのりでぴしっと貼りつけます。
このようにうまく貼るには、2枚の紙を縦に少し大きめに切っておくことが大切です。
紙が1枚2枚重なっても大した支障はありません。
つかったスティックのりは「シワなしPiT」。
貼った時、本当にシワができないのでおすすめです。
■Let's ノートデコ!
①マスキングテープを貼る
1番楽しいところです(●´⌓`●) ここはやりたいようにやります!
②リボンなどの装飾を切り抜く
雑誌やフリー素材を印刷し、切り抜いたものです。
これをバランスよく貼っていくことで、ノートが華やかになります。
今回は数学のノートをつくるので、Mathematicsの文字を印刷。
これは自分で描いた背景画像に文字を入れてつくったものです。ソフトはSAIとPfotoshopを使用。
テイストに合わせて、紙の端を手でちぎってアンティークっぽさを出します。
最初に用意した紙を適当に選び、スタンプを押したり手書きで書いてももちろんOK。
数学のノートは2冊目なので、VOL.2としてみました。
また、小鳥や花などの切り抜きは
専門的に扱う雑誌や本があるので、それをコピーしても良いものができます。
ちなみにこの本は 「
マスキングテープでコラージュ」、「
スクラップホリックの本2」。
この2冊は巻末に、写真のような素材をたくさん載せているので
どんどんコピーして切り抜き、使っていきます。
③切り抜きを貼る
このように貼ってみました。
すべてスティックのりで接着しています。
貼ってもうまく切り抜きが目立たなかった!
そんなときは、色ペンで切り抜きの周りをふちどりします。
左下に貼ってあるバラの花の切り抜きも、貼った時に目立たなかったのでペンを駆使しています。
普段は水性ペンを使用しますが、
マスキングテープの上には大抵水性ペンで描けないので、油性ペンも使っています。
ちなみに色は茶色を使用しました。
■カバーフィルムをかける
カバーフィルムとは、防水性、耐光性をもたせるために本をコーティングするためのものです。
図書館においてある本を思い浮かべて見てください。
大抵の本は生のままで置いていません、何かしら丈夫になったような本になって置いてありますね。
それはカバーフィルムでコーティングしてあるからなのです。
なんとこのカバーフィルムが、家でもできてしまうのです!
①ノートの大きさに合わせてフィルムの長さを計る
ノートの大きさ+1.5目盛+1.5目盛 ほどの余裕をもってカットします。
上下の余白の大きさはせいぜい2目盛ほど。
②カットしたフィルムを裏返し、1.5目盛めくる
見づらいので黄緑の線をひいて、カバーフィルムがどうなっているか図解しています。
めくった剥離紙は折り目をつけます。
むき出しになっている1.5目盛部分のうち 0.5目盛のところに
ノートの表面を貼ります。
うっかり裏面を貼っちゃうと大失敗となるので、写真のとおりにやっていきましょう。
③フィルムを全体にかけていく
定規で前にしっかりとおさえ、片手で剥離紙を引っ張っていきます。
絵の具を平塗りでぺったんこにしていくような作業です。
もっと分かりやすく言えば、布団のシワをのばすような作業です。
定規はちゃんとおさえないと、フィルム内に空気が入ってしまい 恰好悪くなります。
携帯電話やゲーム機の保護シートの貼りつけに失敗したような見た目になってしまうので しっかりと定規でおさえつけましょう。
貼れたら四辺を写真の赤部分のように切り、後ろに折り込み貼ります。
これでカバーフィルムかけは終わりです。
ちなみに使用したカバーフィルムは「フィルムルックス609」というもの。
B5サイズ、一般的な文庫本がちょうど収まるサイズで大体730円くらいです。
カバーフィルムの中では扱いやすいほうなので、おすすめです。
動画での説明もあるので、(´・.ゝ・`)… という方はそちらもどうぞ~
http://youtu.be/JAqVcjlhIV4
■仕上げのラベルプレートをつける
カバーフィルムをかけた上から目打ちで穴をあけ、ピンを通します。
やり方はラベルプレートを購入した際、パッケージの裏に書いてあるので省略します
■完成!!
これで完成です。
下は自分の名前を書く欄として、カラーコピーしたしおりを貼りつけました。
カバーフィルムをかけたので、かなり丈夫なノートです。
またラベルプレートのおかげでちょっとした立体物がくっつき、より可愛くなりました。
製作時間は紙を用意する段階からトータルで1時間半です。
こんなふうにノートデコをすると本当に楽しい!
最初から最後まで楽しい。
完全に自分好みのノートをつくると、勉強のモチベーションもちょっと違います。
ちょっくら頑張るか、と自然に思える。
勉強には思い入れが大事なのかもしれませんね。
非常に長い記事になってしまいました!
ここまで読んでいただきありがとうございましたー!!(,б_б,)
[92回]
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初めて貴方様のノートデコを拝見したときは、クオリティの高さに驚きました。
わたしはまだ学生で、パソコンで何か作業をするということが出来ません...
そこで、お願いなのですが教科の文字の札(?)を全教科分ブログに載せていただくということは出来ませんでしょうか?? 貴方様のセンスがすごく好きでして... できればでいいので、お願いします。